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「蕎麦屋の常識・非常識」 片山虎之助[著] [本・書籍]

「蕎麦屋の常識・非常識」 片山虎之助[著]

蕎麦好きの一人一人が風味や打ち方、切り方に汁(つゆ)など蕎麦に関する

それぞれ全く違った一家言を持っている。

だからこそ蕎麦には地域性があって「ある地方で蕎麦打ちの名人と言われている人が、

別の地方で麺棒を握り、その土地のそば粉を使って打つと、麺線状の蕎麦切りに

つながらないということが起こったりする」と著者が指摘するとおり、

百人百様の蕎麦を楽しむ姿が日本各地に存在する。

「蕎麦屋の暖簾をくぐって、どんどん奥へ進んでいくと、その道は遠い田舎のソバ畑や、

時を隔てた江戸の町」につながっていく。

そして石臼の技術が大陸から伝えられた時代にまで遡るようだ。

蕎麦が包含する人間模様、美学といった奥深い世界を教えてくれる。


蕎麦屋の常識・非常識 (朝日新書)





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