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中高生を対象に国語辞典に載せたい言葉 [日記]

ちょっと古い話ですが、『明鏡国語辞典』を発行する大修館書店は、全国の中高生

を対象に国語辞典に載せたい言葉や意味、例文を募集した「第6回『もっと明鏡』大賞

みんなで作ろう国語辞典!」の受賞作を発表した。最優秀作品賞には空気を読んだ上

でその場の雰囲気に入る【エアーイン】、無理をせずに節電をすることを表す【適電】、

なでしこジャパンの熱狂的なファンを指す【なでしカン】など10作が選ばれている。

2007年には「KY(空気読めない)」という言葉が話題となったが、2011年は空気を

読んだ上で場に溶け込む状況を表す言葉【エアーイン】が登場した。

使用例としては「あの女の子たちのグループにはエアーインしにくい」があり、

空気が読める人を表す「エアリーダー」という言葉も寄せられた。

去年は東日本大震災を受けて生まれた言葉も多く寄せられており、震災直後の

枝野幸男大臣(当時は官房長官)をモチーフにした【枝る】も受賞。

こちらは“不眠不休で働くこと”のほか、“上司に恵まれず、必要以上の努力を

強いられること”を意味するという。そのほか頻繁に起こる余震で揺れていないのに

揺れているような気がしてしまう状態を示す【錯覚揺れ】も選出された。

そのほか、テスト前日に“次の日のテストを捨て”早々寝てしまう【捨て寝】、

セーターやカーディガンの袖を指先が少し見える程度まで伸ばす【萌袖】など、

中高生らしい言葉も選ばれている。

同企画は今回が6回目で応募総数は8万4090作。最優秀作品賞10作を含む大賞50作品は

同社Webサイトに掲載。

野田佳彦首相の名前を動詞形とした「野田(のだ)る」との言葉が寄せられ、

その意味は「ドジョウのように泥臭くがんばる」、「スピーチに長けているが、

中身がない」ものという。

そのほか、「小沢(おざわ)る」という言葉は、「裏で操ることに長ける」、

「部下がたくさんいる」、「責任逃れをする」、「肝心な時に捜し出せない」などの

意味だという。「無責任なことを言う」、「話すたびに内容が変わる」、

「悪いと思わずにうそをつく」という「鳩(はと)る」なども寄せられた。

さらに「いつまでも地位を譲らない」、「何もせずにだらだらしている」、

「無意味に粘る」という意味で、菅直人前首相から取られた「菅(かん)る」、

また「暴言で相手を攻撃する」、「法律用語を用いてクロをシロだと言いくるめる」

という意味の仙谷元官房長官に由来する「仙谷(せんごく)る」という

動詞も寄せられたという。


なるほどという、言い回しもあって面白いですね。




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