間違いだらけの健康常識 [美容・健康]
大げさな表題を付けましたけど、だいたいは皆さんご存知かと思います。
再確認ぐらいのつもりでと言うことで・・・・
①おでこを冷やしても、熱を下げる効果なし!
風邪などで熱が出たとき、冷却シートなどでおでこを冷やす人がいますが、これは間違い。
熱を下げるためには、血液の温度を下げなければ意味がないが、おでこには太い血管が
ないため、ほとんど熱は下がらない。
ポイントは「太い血管があるところを冷やす」こと。両首筋やわきの下、太ももの付け根を
冷やすとよい。氷をビニール袋などに入れ、タオルで巻いて冷やすのも有効です。
② 「食後」とは、「食事の30分くらいあと」のこと
飲むタイミングを守れば、効果が最大限に発揮する。
「食後」と指示された薬を飲むタイミング、迷ったことはありませんか?
実は、食事をしたすぐあとではなく、30分ほど経ったあとに飲むのが正しいそうです。
食事をしたあとすぐに薬を飲むと、胃で消化された食べ物と薬が混ざり、ペースト状のまま
小腸に送られてしまいます。
胃から吸収されるようにつくられている薬が、胃では吸収されなくなってしまうからです。
食後30分程度経ったあとであれば、食べ物の消化が終わり、胃酸の量も少なくなっているので、
薬の成分がよりスムーズに吸収される。
それと同じく
・食前⇒食事を摂る30分程度前
・食間⇒食事と食事の間
のことです。食間は、厳密に考える必要はないようですが、前の食事が終わった2時間後くらいを
目処に飲むとよいみたい。薬を飲むタイミングを守れば、効き目も最大限になります。
③食品添加物は、体に悪い
天然由来のものもあり、すべてが有害とは言えないようです。
例えば、豆腐の材料「にがり」も、食品添加物のひとつです。そう考えると、添加物を
全く摂らない食生活は、ありえないかもしれませんね。
食品を購入する際、「食品添加物」を気にしている人も多いのではないですか!
食品添加物というと、「人口的な物質」と考えられがちですが、それは誤解です。
ビタミン類やアミノ酸、クエン酸など、自然の食品に本来含まれる成分も、
「食品添加物」にくくられます。
豆腐をつくる際に使われる「にがり」や、梅干に入れる「シソの葉」も、実は食品添加物の一種。
日本で使用できる添加物の量は、“国際機関が「無害」としている量の1/100”と厳しい基準が
設けられています。私たちが加工品などから1日で口にする「人口の添加物」も、
基準にのっとったもので、一概にすべての添加物が「有害」とは言えません。
「とりあえず食品添加物を避ければ安心」という風潮がありますが、逆にそれを利用した
「無添加商法」もあるくらいです。私たちは惑わされないよう、食品添加物についてきちんと
理解しておく必要がありそうですね。
④健康のために植物油を使っている
善玉コレステロールを減らし、体を酸化させてしまうことも!
油は、ダイエットの敵と思われがち。確かに摂りすぎると健康を損なうこともあります。
ところで、「脂質」は大きく分けると「飽和脂肪酸」、「不飽和脂肪酸」に分けられ、不飽和脂肪酸は
さらに2種類に分けられます。
一価不飽和脂肪酸(オリーブオイル・ナッツ・バター・善玉コレステロールを増やす、酸化しにくい)
と多価不飽和脂肪酸(紅花油、大豆油、コーン油、魚油/DHA・摂りすぎると悪玉・善玉コレステ
ロール共に減らす、酸化しやすい)ヘルシーなイメージがある植物油に含まれる多価不飽和
脂肪酸は、実は摂りすぎると悪玉コレステロールと共に善玉コレステロールも減らしてしまうと
いわれています。また、多価不飽和脂肪酸は酸化しやすいという特徴があります。
酸化すると、細胞を傷つけ老化や生活習慣病の原因にもなりえます。
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸が3:3:4のバランスで摂取するのが、
体にとってはベストで、偏ることなく、肉、魚、植物油をバランスよく組み合わせて摂取しましょう。
⑤すり傷はばんそうこうを貼らないで、乾かしたほうが治りが早い
今は「傷口を湿らせて治す」が主流ですね。
かさぶたができると、その下の細胞まで死んでしまい、傷あとが残りやすくなってしまいます。
少し前までは、「傷口は乾かし、かさぶたをつくって治す」が常識とされていたが、最近では
この方法では治りが遅く、傷あとが残ってしまうことがわかってきました。
傷の部分に出てくる体液には、傷口を早くきれいに治す成分が含まれているそうです。
そのため、傷口はよく洗った後、ばんそうこうなどでぴったりと覆い体液の乾燥を防ぎ、湿らせた
状態を保つ方法が現在の主流です。また、密閉することで感染が抑えられ、乾燥による神経への
刺激も少なくなるので痛みがやわらぐメリットもあるそうです。
傷口の正しいケアは
1)水道水で傷口を洗う
2)細かい砂などは綿棒で取り除く
3)ばんそうこうを貼る
消毒剤を使う場合は少量にし、すぐに水で洗い流すことがよいようです。消毒剤によっては
皮膚の細胞にダメージを与え、傷の治りを遅くしてしまうものもあるそうです。
⑥有酸素運動を20分以上しないと脂肪は燃えない
運動してすぐに脂肪は燃えます。
エレベーターではなく、階段を使うなど、こまめな運動を増やすほうが脂肪燃焼には効果的ですね。
「ダイエットしたいなら、20分以上の有酸素運動が欠かせない」というのもよく聞きますが、
実はこれも大きな誤解のようです。
運動を始めると、まず糖質がエネルギーとして使われ、続けているうちに脂肪がエネルギー源
となるのは事実ですが、運動開始から20分までは「糖質が燃える」、それ以降は「脂肪が燃える」
とはっきり分けられているわけではないようです。
20分にかかわらず、運動すれば脂肪は燃えるそうです。
まとまった運動の時間をとろうとするとなかなかそうはいきません。脂肪を減らしたいなら、
別に20分にこだわらず「日常生活のなかで、ちょこっと運動をより多く」するほうが効果的です。
例えば・・・
・歩くときは、大またで早足に
・できるだけ階段を使う
・こまめに掃除する
など、日常生活のちょっとした行動の差が、脂肪燃焼につながります。
⑦骨盤が閉まっているとスリムになれる
閉まりっぱなしだと、不眠や食欲不振の原因に
閉めたり、開いたりがスムーズにできる「柔軟性のある骨盤」こそ、バランスよい身体への近道。
バランスのよい体型や健康維持のキーワードとして「骨盤を閉めることが大切」だと最近
よく耳にしませんか?
実は、骨盤は1日のなかでも開いたり閉じたりする部位です。朝、目覚めのときに閉まり、
夜に向かって開いていき就寝時は一番開いているのが理想です。
女性の場合はとくに、生理周期とも連動しているそうで、骨盤が開いたままだと、余分な水分や
老廃物を溜め込んでしまい、下半身の血流が悪くなり、肥満や冷え症の原因になることも
あるそうです。と言って、骨盤を閉めたままの状態はいわば「リラックスできない状態」です。
とくに就寝時も骨盤が閉まっていると、不眠やイライラ、食欲不振などを招くこともあるようです。
大切なのは、骨盤が開く動き、閉まる動きがスムーズに行われる「柔軟性」なのだ。
再確認ぐらいのつもりでと言うことで・・・・
①おでこを冷やしても、熱を下げる効果なし!
風邪などで熱が出たとき、冷却シートなどでおでこを冷やす人がいますが、これは間違い。
熱を下げるためには、血液の温度を下げなければ意味がないが、おでこには太い血管が
ないため、ほとんど熱は下がらない。
ポイントは「太い血管があるところを冷やす」こと。両首筋やわきの下、太ももの付け根を
冷やすとよい。氷をビニール袋などに入れ、タオルで巻いて冷やすのも有効です。
② 「食後」とは、「食事の30分くらいあと」のこと
飲むタイミングを守れば、効果が最大限に発揮する。
「食後」と指示された薬を飲むタイミング、迷ったことはありませんか?
実は、食事をしたすぐあとではなく、30分ほど経ったあとに飲むのが正しいそうです。
食事をしたあとすぐに薬を飲むと、胃で消化された食べ物と薬が混ざり、ペースト状のまま
小腸に送られてしまいます。
胃から吸収されるようにつくられている薬が、胃では吸収されなくなってしまうからです。
食後30分程度経ったあとであれば、食べ物の消化が終わり、胃酸の量も少なくなっているので、
薬の成分がよりスムーズに吸収される。
それと同じく
・食前⇒食事を摂る30分程度前
・食間⇒食事と食事の間
のことです。食間は、厳密に考える必要はないようですが、前の食事が終わった2時間後くらいを
目処に飲むとよいみたい。薬を飲むタイミングを守れば、効き目も最大限になります。
③食品添加物は、体に悪い
天然由来のものもあり、すべてが有害とは言えないようです。
例えば、豆腐の材料「にがり」も、食品添加物のひとつです。そう考えると、添加物を
全く摂らない食生活は、ありえないかもしれませんね。
食品を購入する際、「食品添加物」を気にしている人も多いのではないですか!
食品添加物というと、「人口的な物質」と考えられがちですが、それは誤解です。
ビタミン類やアミノ酸、クエン酸など、自然の食品に本来含まれる成分も、
「食品添加物」にくくられます。
豆腐をつくる際に使われる「にがり」や、梅干に入れる「シソの葉」も、実は食品添加物の一種。
日本で使用できる添加物の量は、“国際機関が「無害」としている量の1/100”と厳しい基準が
設けられています。私たちが加工品などから1日で口にする「人口の添加物」も、
基準にのっとったもので、一概にすべての添加物が「有害」とは言えません。
「とりあえず食品添加物を避ければ安心」という風潮がありますが、逆にそれを利用した
「無添加商法」もあるくらいです。私たちは惑わされないよう、食品添加物についてきちんと
理解しておく必要がありそうですね。
④健康のために植物油を使っている
善玉コレステロールを減らし、体を酸化させてしまうことも!
油は、ダイエットの敵と思われがち。確かに摂りすぎると健康を損なうこともあります。
ところで、「脂質」は大きく分けると「飽和脂肪酸」、「不飽和脂肪酸」に分けられ、不飽和脂肪酸は
さらに2種類に分けられます。
一価不飽和脂肪酸(オリーブオイル・ナッツ・バター・善玉コレステロールを増やす、酸化しにくい)
と多価不飽和脂肪酸(紅花油、大豆油、コーン油、魚油/DHA・摂りすぎると悪玉・善玉コレステ
ロール共に減らす、酸化しやすい)ヘルシーなイメージがある植物油に含まれる多価不飽和
脂肪酸は、実は摂りすぎると悪玉コレステロールと共に善玉コレステロールも減らしてしまうと
いわれています。また、多価不飽和脂肪酸は酸化しやすいという特徴があります。
酸化すると、細胞を傷つけ老化や生活習慣病の原因にもなりえます。
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸が3:3:4のバランスで摂取するのが、
体にとってはベストで、偏ることなく、肉、魚、植物油をバランスよく組み合わせて摂取しましょう。
⑤すり傷はばんそうこうを貼らないで、乾かしたほうが治りが早い
今は「傷口を湿らせて治す」が主流ですね。
かさぶたができると、その下の細胞まで死んでしまい、傷あとが残りやすくなってしまいます。
少し前までは、「傷口は乾かし、かさぶたをつくって治す」が常識とされていたが、最近では
この方法では治りが遅く、傷あとが残ってしまうことがわかってきました。
傷の部分に出てくる体液には、傷口を早くきれいに治す成分が含まれているそうです。
そのため、傷口はよく洗った後、ばんそうこうなどでぴったりと覆い体液の乾燥を防ぎ、湿らせた
状態を保つ方法が現在の主流です。また、密閉することで感染が抑えられ、乾燥による神経への
刺激も少なくなるので痛みがやわらぐメリットもあるそうです。
傷口の正しいケアは
1)水道水で傷口を洗う
2)細かい砂などは綿棒で取り除く
3)ばんそうこうを貼る
消毒剤を使う場合は少量にし、すぐに水で洗い流すことがよいようです。消毒剤によっては
皮膚の細胞にダメージを与え、傷の治りを遅くしてしまうものもあるそうです。
⑥有酸素運動を20分以上しないと脂肪は燃えない
運動してすぐに脂肪は燃えます。
エレベーターではなく、階段を使うなど、こまめな運動を増やすほうが脂肪燃焼には効果的ですね。
「ダイエットしたいなら、20分以上の有酸素運動が欠かせない」というのもよく聞きますが、
実はこれも大きな誤解のようです。
運動を始めると、まず糖質がエネルギーとして使われ、続けているうちに脂肪がエネルギー源
となるのは事実ですが、運動開始から20分までは「糖質が燃える」、それ以降は「脂肪が燃える」
とはっきり分けられているわけではないようです。
20分にかかわらず、運動すれば脂肪は燃えるそうです。
まとまった運動の時間をとろうとするとなかなかそうはいきません。脂肪を減らしたいなら、
別に20分にこだわらず「日常生活のなかで、ちょこっと運動をより多く」するほうが効果的です。
例えば・・・
・歩くときは、大またで早足に
・できるだけ階段を使う
・こまめに掃除する
など、日常生活のちょっとした行動の差が、脂肪燃焼につながります。
⑦骨盤が閉まっているとスリムになれる
閉まりっぱなしだと、不眠や食欲不振の原因に
閉めたり、開いたりがスムーズにできる「柔軟性のある骨盤」こそ、バランスよい身体への近道。
バランスのよい体型や健康維持のキーワードとして「骨盤を閉めることが大切」だと最近
よく耳にしませんか?
実は、骨盤は1日のなかでも開いたり閉じたりする部位です。朝、目覚めのときに閉まり、
夜に向かって開いていき就寝時は一番開いているのが理想です。
女性の場合はとくに、生理周期とも連動しているそうで、骨盤が開いたままだと、余分な水分や
老廃物を溜め込んでしまい、下半身の血流が悪くなり、肥満や冷え症の原因になることも
あるそうです。と言って、骨盤を閉めたままの状態はいわば「リラックスできない状態」です。
とくに就寝時も骨盤が閉まっていると、不眠やイライラ、食欲不振などを招くこともあるようです。
大切なのは、骨盤が開く動き、閉まる動きがスムーズに行われる「柔軟性」なのだ。
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